ホワイトニングとは
歯そのものの色を白くする作業を「ホワイトニング」といいます。また、同じ意味で「漂白」とも「ブリーチング」とも呼ばれています。
ホワイトニングには、ご自宅で行なうものと歯科医院で行なうものがあります。どちらの場合も保険の適用にはなっていませんので、 自費の治療になります。歯のホワイトニングは、消毒薬と同じ成分である過酸化水素を使って、歯に染み込んだ有機性の着色成分を分解・漂白するというのが基本的なメカニズムです。
ホワイトニング直後は、一時的に冷たいものや温かいものがしみやすかったり、着色しやすくなりますが、時間が経つにつれて落ち着いてきます。
もちろんホワイトニングによって、歯が痛むということもありません。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院でするホワイトニングで、ホームホワイトニングで使用するジェルよりも高濃度のものを歯に塗り、特殊な光、レーザーを当てて化学反応を利用して歯を白くします。 ジェルの濃度や光の量にもよりますが、30分~2時間ほどで実感できるくらいの白さが得られます。 一度の治療で白くなりますが長期持続しませんので、ホームホワイトニングと併用(デュアルホワイトニング)するとより効果的になります。
オフィスホワイトニングの流れ
- 歯科医院で口腔内を検査し、ホワイトニングに適しているかを確認します。(虫歯などがある場合は先に治療を行います。)
- 歯のクリーニングで歯石や歯の表面の汚れを除去します。
- 歯にホームホワイトニングで使用するジェルよりも高濃度のものを塗り特殊な光、レーザーを10分~30分照射します。これを2~3度繰り返します(所要時間およそ30分~2時間)。
- 口を濯いだ後、歯にフッ素を塗布し耐酸性増強させ虫歯などにかかりにくくします。一日で治療が完了します。
白くなるメカニズム(オフィスホワイトニング)
治療時、歯に塗るジェルに含まれる過酸化水素はホームホワイトニングで使用するものより35%と多く含まれ(ホームホワイトニングで3.5%ほど)その分、 歯の着色成分もより多く発生した酸素で酸化・分解がおこなわれます。さらに光、レーザーを当てると化学変化が起き通常の3倍近くの速さでホワイトニング効果を促進させます。
白くなるのも早ければ着色もしやすいのでホームホワイトニングなどで継続することが大切です。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ご自宅で就寝時やお休みのときなどお好きな時間に、歯医者さんで作製してもらったご自分に合ったマウストレーを専用のホワイトニングジェルを入れて装着することで歯を白くしていく方法です。
お手軽な上に持続効果にも優れていて歯へのダメージも少なく経済的にもお得です。
期間は、歯の質や希望する白さによっても異なりますが、おおよそ2~4週間程度です。
メリット
- ご自宅で出来るため通院の手間がなく、好きなときに出来る。
- ホワイトニング効果が長期持続する。
- 比較的低予算で可能。
デメリット
- 毎日、継続して使用しなければならない。
- マウストレーをするのに違和感を感じる。
ホームホワイトニングの流れ
- マウストレーの装着前には歯を磨いておきます。
- ホワイトニングジェルをマウストレーに入れ就寝時やお休みのときに装着します。
- 1日2時間以上で1~2週間継続します。1日の装着時間にもよりますが早い方で1週間ほどで効果が分かります。使用後は洗浄し清潔に保管してください。
白くなるメカニズム(ホームホワイトニング)
ホームホワイトニングで使用するホワイトニングジェルには過酸化尿素が含まれ、唾液などで分解され過酸化水素になります。
過酸化水素は、歯に浸透し酸素と水になり、発生した酸素が有機性着色成分を酸化・分解して、そこで生じた活性酸素が歯のエナメル質に光沢をもたせるメカニズムになっています。
オフィスホワイトニングで使用するジェルよりも過酸化水素濃度が薄くなりますので白くなるまでに時間はかかりますが歯へのダメージが少なく長期持続します。




