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You Tuberから学ぶ

2021年03月8日

 

私の好きな人気 You Tuberの一人「マコなり社長」さんの配信でこのような内容がありました。

 

【仕事ができない人の見た目10選】

歯が黄色い・歯並びが悪い… (一部抜粋)

 

同感です。

汚い口元はビジネスパーソンとしてのあなたの評価を下げる要因となり得ます。

コロナ渦においてオンラインでのやり取りが増え、画面越しではありますが相手の顔を正面から見て話すことが増えました。

どんなに有益な情報や魅力的なプレゼンテーションも、口元の印象が悪いとそれだけで信憑性が無くなってしまうことすらあります。

 

また、別の動画ではこんなことも言っています。

【やらないと損する「体への投資」TOP3】

3位 レイシック

2位 歯の矯正

1位 脱毛

 

同感です。私としては「1位 歯の矯正」と言いたいところです。

今後の人生をよりよくしようと真剣に考えるなら「矯正治療」は検討すべきです。

いや、「した方がいいかどうか…」というより「自分の場合はいつしようか」と考えるべきです。

仕事においても、プライベートにおいても口元が好印象であることは自分にとってプラスであることは間違いありません。

 

時に客観的、かつ冷静に自分をプロデュースするような気持ちで歯科治療を合理的に考えてみませんか?

 

健康な歯があればいつでも矯正治療は出来ます。

ただし、いつか介入するかによって得られる成果が異なりますし、タイミングが遅くなればなるほど治療は複雑になります。

最終的には「スピード」と「タイミング」と「判断力」なのです。

 

院長 島田 実

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マスク美人

2020年10月27日

マスク美人
コロナ禍では、感染予防対策から当然のようにマスクを付けることになり、「マスク美人」という言葉が登場したのをご存じですか?マスクと付けている時は「おっ!綺麗!」と思いきや、マスクを外すと「おや…がっかり」という意味のようです。

顔は、「上顔面(おでこと眉)」「中顔面(目と鼻)」「下顔面(口元)」に分かれます。
マスクを付ければ、顔の半分(下顔面+鼻)を隠すことができます。特に女性の場合、目元はメイクで変わりますので「マスク美人」なんてことになるのでしょう。マスクで隠れる部分、特に「下顔面(口元)」はメイクではカバーできません。実際、歯の治療によって別人のように美しくなった方をたくさん見てきました。口元は顔立ちを決めるとても重要なパーツであると言えます。
特に50歳を過ぎて美しい「下顔面(口元)」であることは、とても難しいことです。なぜなら歯科治療における「理解力」と「時間」、「経済力」がないと口元の美しさは維持できないからです。

この状況下だからこそ、仕事、生活、健康などさまざまなことを真剣に考える機会が増えたのでしょうか…一時は受診を控えている方が目立ちましたが、マスクで「隠す」ことの出来る今を「今こそ歯の治療するタイミング」と前向きに捉える方が増えたように思います。咬合再構成(オーラルリハビリテーション)を考えるには良い機会ではないかと私も同感です。

さぁ、あなたも「本物の美人」を目指して口元を美しくしませんか?

院長 島田 実

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8020の先のこと考えていますか?

2019年10月20日

8020の先のこと考えていますか?
1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進してきた「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存じですか?20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足できることから「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

「人生100年時代」と言われる今、この目標が適当なのか疑問です。

なぜなら80歳でどうあるべきかより、80歳からどのように生きるかが現代の高齢者歯科における課題であると考えるからです。
多くの方が80歳までよりも、それ以降の方が本人の意志で通院や治療の選択が困難となります。安易に歯を残すことで80歳を過ぎてから大規模な歯科治療が必要になったり、歯が原因で命の危険を脅かされることもあります。そんな状況を目の当たりにすると、10年前にこうなることを想定し、歯科治療について向き合って欲しかったと、これまでの患者のとの関わり方を後悔することがあります。
このような気持ちになるのは治療者だけでなく、ご家族も同じようです。

「8020」のスローガンを掲げてから約30年。
今やこの目標は「単に歯を抜きたくない」「自分の歯はたくさん残っていた方がいい」という安易な治療を選択したい人のおかしな心の拠り所にしかなっていないようにも思います。

美味しく食事ができ、健康的に老後を過ごす上で口腔の健康維持は必要不可欠です。
どうか老後の計画のひとつに口腔内の自己管理についても考えて頂けるような…100年の人生を健康により良く生きるための新たな健康指針の登場を期待します。

院長 島田 実

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シルバーゴルデンエイジ

2019年08月8日

いつ? 治療するタイミング
「シルバーゴールデンエイジ」は、私が考えた造語です。

子供の運動発達における「ゴールデンエイジ」という表現を真似しました。
9~11歳という「ゴールデンエイジ」は運動技術・センス、共に大きな成長が見込める時期です。
ただし、この時期にいかに成長出来るかはその前の3年間の「プレゴールデンエイジ」に何を積み上げたかが重要です。
2018年07月13日のブログ/矯正治療によって「成長を応援する」/「プレゴールデンエイジ」について

長年の職務を全うし、自身の趣味や生きがいを楽しむ定年後を「シルバーゴールデンエイジ」とするならば、その前の3年間の「プレ」の期間いかに健康管理が出来ていたかがその後の人生を大きく左右すると私は考えます。

実際、定年退職前の3年間のうちに治療をした患者さんに話を聞くと
「定年後の今だと治療は出来なかった」「あの時期だから決断が出来た」という意見をよく耳にします。

「シルバーゴールデンエイジ」を有意義に過ごすには健康は不可欠です。
健康は思い立ったその日に手に入るものではありません。
口腔内の疾患においては慢性的な疾患が多く、自身の状況やその後の経過を理解し治療を考える時間は十分にあります。

私は「シルバーゴールデンエイジ」を病に捧げるより、健康ありきでいつまでも自分らしく溌溂とした日々を送りたいと考えます。
人生を納得いくように生き、成長し続けるには、自分の考えひとつです。

院長 島田 実

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治療痕は生きた証

2018年10月6日


かかりつけの医院の閉院や引っ越しで患者自身にとって不本意な転院をしなければならなくなり、当院にお越しになることがあります。
患者の意思によって転院する場合は何らかの「変えたい理由」がありますので、現状が自身の考えと違っていてもこちらの話を聞き入れてもらえることが多いのですが、不本意な転院の場合、かかりつけ医への信頼や思いが邪魔をし、現状が伝わりにくいことがあります。

治療痕を診れば大体の治療履歴が想像出来ます。
それはこれまでの歯医者のかかり方も関係しますが、最も関係するのは「かかりつけ医がどのような仕事をしてきたのか」です。
良くも悪くも歯科治療への考えや思いが全て「今」に露呈してしまいます。

-歯を治療して本当に治そうとしているのか?-
-まさか歯は治らないと思って治す気が無いのか?

そんな思いが感じられると「ずさんな治療の為全部抜くしかない」とか「最悪なことに収拾がつかず治療の施しようがない」などあまりに気の毒で言いにくいことがあります。
そんなの正しい診断ではないとお怒りの方もいるでしょうが、私も人間です。
前医への大きな信頼があればあるほど、嘘はつきませんが、どこか歯切れの悪い結論に行き着いてしまいます。どうしてこんなことになってしまうのか…患者側の気持ちを察すれば、分からなくて当然なのかもしれません。

私が出来ることとすれば、治療結果が患者の身体に永久に残り、治療痕はまさに私の「生きた証」と心得、常に真剣に患者と向き合うことです。患者に嘘はつかない、常に正直で本当を伝える歯科医であり続けます。

院長 島田 実

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説明と理解

2018年08月29日


私共の医院を初めて受信された方の意見を目にする機会がありました。
初診時に治療をしなかった事を不満に感じているような内容でした。

こちらの説明が十分伝わっていなかった事が原因だと感じます。
初診時に敢えて治療しない事の意義が理解して頂けなかったようです。
例えば、腹部に腫瘍が見つかり、摘出の必要があるとします。
おそらく、説明を受けたその日に腹部を切ることはないでしょうし、その説明を受けるまでにも、何度も検査の為に病院に足を運ぶ必要がないでしょう。身体の事であれば、当日処置をしない事を受け入れられるのに、歯の事となると受け入れられないのは何故でしょう。
多くの歯科医院が安易に治療しすぎる歯科医側と、歯科治療を軽んじている患者側と両方に問題があるように思います。

歯科治療においても、身体の治療においても、やり直しがきかないことが多く、治療の考え方、治療の方法も様々です。その為、初診時は、応急処置に絡め問題に至った原因と対策、治療方法を提案するための検査を行います。その問題とは「歯が抜けた」等の重大な内容はもちろん、「つめものがとれた」といった一見、簡単な問題であっても同じです。お互いに無駄が多い、安易で無意味な治療をはすべきではないと考えるからです。また、これまで受けてこられた歯科治療と、私共の治療の考え方が大きく異なる場合、十分理解した上で治療して頂きたいという思いから、慎重な判断をお願いすることがあります。

治療痕を見れば、これまでどのように歯科治療と向き合ってこられたかは一目瞭然です。まず、治療を進める前に説明の機会や時間を確保し、十分な理解の上、治療の意志を確認出来るまでやり直しがきかない治療は行いません。

なるべく、このような誤解がないよう、医院全体で定期的にカンファレンスを行い、患者さんの立場を考えた上での対応を検討しておりますが、今回のような意見を踏まえ、一人ひとりの患者さんが納得し、安心して治療が受けられるよう、今後より一層の十分な説明を徹底して参ります。

院長 島田 実

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立ち止まって考える

2018年07月17日


10年来のお付き合いの患者さんがこんな事を呟いておられました。
3年前から介護をしている母親からよくこんな言葉を聞くそうです。

「こんなに部分入れ歯が都合悪く使えないものになるなら、元気なうちに総入れ歯にしておけばよかった…」

なるべく残せる歯を残して保険診療で行うことの出来る「部分入れ歯」は安易に選択しがちですが、歯を失うことで残る歯にかかる負担が過剰になることは部分入れ歯では解決出来ず、その後も追加の治療が必要になることが前提の治療であるとも言えます。

元気なうちはそれでもいいかもしれませんが、そうでなくなった時に最も困るのは「部分入れ歯」なのです。
歯科の学問において「部分入れ歯」は30年前から進歩をしておらず、既に破綻していると言ってもいい程です。それに対し「総入れ歯」の学問は今も尚、進歩し続けています。
介護職の方からも部分入れ歯は扱いにくく、口腔環境を管理しにくいという意見を聞きます。

自分の意志で歯科治療を選択し、受けられるうちにとことん口腔内を管理するか、今後起こりうるであろう追加治療を前提とする中途半端な状態を辞め、「総入れ歯」にするか…60歳くらいを目途に立ち止まって考えることをお勧めします。

傾向として「どうせ、いつまで生きるかわかんない」なんて投げやりなことを言っている人に限って中途半端な選択の結果、自身の首を締め、家族を悩ませているように感じます。

時に、他人事のように冷静に自分のお口の中の将来について考えてみることも必要です。

院長 島田 実

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後悔しない航海を…

2018年06月12日


あなたはどんな歯科治療を受けたいですか?
医療従事者間でこんな話題になると、決まって出てくるワードが「患者に寄り添った治療」です。
「患者に寄り添う」とは、耳障りの良い表現ではありますが、一歩間違うと「患者の言う通りに進める」ということにもなりかねません。このような点から私は「患者に寄り添った治療」が必ずしも良いとは思いません。

ご存じのように近年「貧困歯科医」「コンビニより多い歯科医院」などの表現が社会に流布することで患者が変わったのか、歯科医師が変わったのか…何か互いの顔色を伺うような治療を受け続けている患者が多いように思います。

歯の治療は家づくりに似ています。
「自分の望む家を作るには、3棟建てる必要がある」というように、数十年後の生活を俯瞰で想像し、素人が理想的な設計をすることは難しく、結局、設計士の提案が最も的確だったという話はよくある展開のようです。
歯科治療を「家づくり」に例えるなら歯科医師は「設計士」のような存在であるべきであると考えます。
また、人生における歯科治療の在り方を「航海」に例えるなら歯科医師は「キャプテン」のような存在であるべきであると考えます。
「設計士」であれ「キャプテン」であれ、今後起こりうるあらゆる状況を想定し、都度的確な判断が求められる存在です。

信頼するキャプテンに縋ったものの気付くと共に沈没しているか、安心して大海原を航海し続け人生を謳歌するか、患者であるあなた自身の判断が今後の人生を大きく変えると自覚しましょう。

院長 島田 実

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治療も詰将棋

2018年05月22日


先日、将棋の藤井聡太さんが史上最年少の15歳9カ月で七段に昇段しました。
どこまで上りつめるのか、目を見張る躍進です。

私も藤井七段同様、幼少期より将棋はしていましたので自信はある方ですが、駒の動かし方を知っているからと言って彼と戦えるわけはありません。
違いは何でしょうか?
プロ棋士と素人との大きな違いは「先を読む力」と言えるでしょう。
彼は、何手まで読めるのでしょうか?
枝葉では、数百手とも言われ、とんでもない思考力の持ち主であることは間違いありません。

歯科医師も棋士同様、「先を読む力」が要求されます。
歯科医師とは、駒の動かし方を知っていて、その一手が後にどれ程の影響を与えるのかも分かっています。
だだし、先をどのように考え、どのように動かすのか、また、この先どのような展開を望んでいて、どうあるべきと考えるのかは各々の歯科医師によって異なります。

納得した歯科治療を受けられない人に共通して言えるのは「先を読んだ治療をしていない」ということ。または、歯科治療は「先が読めない」と思い込んでいる人です。
歯科疾患とは、慢性の炎症や疾患で突発的に問題が生じることで事故以外考えにくいものです。患者がこれまでどのように口腔を管理してきたか、その積み重ねの結果が「症状」として現れるだけなのです。
ですので、このままだと5年後、10年後どうなるか予想することは容易ですし、そうならない為の対策をすることも簡単なことです。

私は、将棋で藤井七段に敵うことは到底不可能ですが、歯科医師として「歯科治療における藤井七段」と言われるくらい患者の将来を見据えた的確な提案やお話が出来るようスタッフ一同、日々研鑽を積んで参ります。

院長 島田 実

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歯磨きの限界

2018年05月21日

10年以上お付き合いのある患者さんからご家族の事でこんな相談を受けました。

ある事情から他院に通院している娘が歯茎の不調を繰り返し訴えても歯科衛生士から「ハミガキを頑張りましょう」と指導を受けるだけ…。
聞くと症状あるのは一部分だけで、磨くとその後しばらくは出血が続き、歯茎は痩せ「ママ…このままだと歯が抜けちゃう」と娘はひどく悩んでいるとのこと。
母親からは「これって歯磨きでなんとかなるレベルですか?? 何か他の原因があって、治療が必要なのでは?」との相談です。

実際にお口の中を診たわけではないので詳細はわかりませんが、伺う限り歯磨きで解決出来る歯垢が原因の単なる歯肉炎以外にも原因はありそうです。

なぜ歯肉から出血するのか? なぜ歯肉が下がるのか?
歯磨きで治るレベルなのか? 他の治療も含め検討すべきなのか?
歯科衛生士が目の前の患者のお口の中で起きている問題を正しく分析し、患者を指導しない限り一向に光が射すことはなく、患者は暗闇をただ彷徨うだけです。

患者を導くことが出来ない上に患者をただ攻め続けるのはあまりにお気の毒な話です。
歯科衛生士=「歯の掃除屋さん」とか「歯磨き指導担当」なんて時代は既に終わっています。
歯科衛生士一人ひとりが今、自分が求められている業務を理解し、患者を「完治」へと導く使命を持って取り組んでほしいと歯科医師として期待します。

院長 島田 実

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