治療症例集|中央歯科医院|富山市、黒部市、魚津市、滑川市の歯医者|口コミ・評判多数

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034 でこぼこの歯ならび・不正咬合・マウスピース矯正|非抜歯のための小児矯正治療|魚津市 中央歯科医院

2024年01月5日

6才(小学1年生)の女の子です。

かかりつけの歯科医院にて歯並びを相談したところ、10歳頃から治療と言われたそうです。当院HPを見て、早めに治療することで永久歯を抜かずに矯正治療が出来るならと相談に来られました。

 

「非抜歯のための小児矯正治療」を行うなら「今」が最も良いタイミングであることを伝え、治療を進めることとなりました。

6才(小学1年生)の「今」治療を行うことのメリットは2つあります。

【メリット1】上の前歯が永久歯へと生え変わるこの時期は、顔の中心(中顔面)に影響を与える切歯骨(上の前歯が生える骨)の成長が盛んな時時期です。成長を促すような働きかけをすることにより、その子の持つ成長力を発揮することができ、口腔だけでなく顔貌が整うことが期待できます。

【メリット2】小学校入学はお子さんの社会性が育まれる最高のタイミングと言えます。家庭内で治療に関するルールを決め、理解を深めながら進めることの出来るこの時期は、最も本人の協力が得られやすい時期とも言えるでしょう。

 

 

マウスピース治療開始から2年。

更に咬み合わせの基準となる6才臼歯の関係を改善するため、上顎に3Dリンガルアーチを入れ1年間の治療後、矯正治療を終了しました。

3Dリンガルアーチに抵抗があるお子さんが多い中「習い事が一緒の子も同じワイヤーを入れている」と前向きに治療を受け入れてくれました。また、矯正期間中に妹が生まれ、生活に大きな変化がある中でも約束通りに器具を使ってくれた結果、とても美しい口元へと変化しました。

 

治療完了時、まだ7番目の歯(12才臼歯)は生えていません。

従来の治療の考え方においては矯正器具を装着したまま7番目の歯(12才臼歯)が生えるのを待つことになるのですが、矯正治療期間が長期化するでの本人や家族への負担を軽減する為、一旦治療を終えることを提案しました。

今後7番目の歯(12才臼歯)の生え方によっては良好な状態が維持出来なくなる可能性もあります。

今後の経過も気を付けてみていきましょう。

 

治療期間4年4か月

費用450,000円(税別)

 

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033 過蓋咬合の治療 |非抜歯のための小児矯正|魚津市 中央歯科医院

2023年12月16日

5才(年中)の女の子です。

1才の頃から定期的にムシバ予防の為のフッ素塗布にて診察を行っていました。

 

いつもの定期受診の際に、過蓋咬合(咬み合わせが深いこと)とその弊害についてお話したところ、マウスピース矯正を行うこととなりました。

当院では「非抜歯の為の小児矯正」としてのマウスピースの使用は6~8才が最適な時期としていますが、このケースにおいては身体的な成長が早く、永久歯への交換時期も早い為、少し早めに治療を開始することにしました。

マウスピース使用から2年経過した写真です。

咬み合わせが深い状態が改善し、下の前歯がよく見えるようになっています。

口腔は呼吸により酸素を取り込む入口です。

咬み合わせが深い状態(Deep Bite)はその入口の天井が低い状態です。

酸素の取り込み量が少ないことがあらゆる身体の不調の原因になると言われています。朝の寝起きが悪い、いつもボーッとしている、あくびが多い、頭痛などの「不定愁訴」と呼ばれる症状です。

マウスピース使用後の状態は広々とした口腔が確保出来ており、お子さんの呼吸環境としては望ましい状態と言えるでしょう。

 

治療開始から2年経過したところで治療の経過と現状の問題点を共有する為の時間(治療計画カウンセリング)を設けました。

過蓋咬合(咬み合わせが深い)ことは改善しいますが、咬み合わせの基準となる6才臼歯の上下の関係に一部ズレがある為、3Dリンガルアーチを用い治療を行うことを提案し、進めることになりました。

 

 

12才臼歯を除く24本の永久歯が生え揃い、咬み合わせが整っていることで「非抜歯のための小児矯正治療」は終了です。ここまでの生え変わりが小学生3年生で終わるという驚きのスピードです。

いつも診療の間にお話しすると学校での勉強や習い事を頑張っているお話をたくさんしてくれるお子さんです。これからも頑張ってね!

治療期間4年5ヶ月

費用450,000円(税別)

 

 

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032 出っ歯・不正咬合・マウスピース矯正|非抜歯のための小児矯正治療|中央歯科医院

2023年12月16日

10才(小学校5年生)の女の子です。

かかりつけの歯科医院で歯並びについて相談したものの、乳歯がある状態ではまだ治療は早いと言われ当院に相談に来られました。上下左右第二乳臼歯が4本残っています。

 

 

かかりつけの先生の考え方は「永久歯への交換が済んでから永久歯を4本抜歯してブラケット矯正を行う」方法であることを伝えると、想定外の展開が待っていることを知り「え…永久歯を抜歯するのを待っているということですか?」と本人も母親も驚いています。

 

母親からは「今出来ることがあるならすぐしたい」「完璧な状態でなくてもいいから、せめて永久歯を抜かずに今後の人生を自信持って歩んでいけるような状態にしてやりたい…」との希望を伺い、「非抜歯のための小児矯正治療」を提案しました。マウスピースと上顎にワイヤーを装着する治療です。

歯ならびの問題もありますが、上下の顎の位置のズレが大きく、片側で7㎜程度あります。

当院「永久歯を抜かない」矯正治療の考え方においては、乳歯があるうちに顎の位置のズレを改善することで非抜歯が実現します。このケースの場合は年齢的に望ましい治療開始時期より3~4年遅れています。

 

通常、就寝時と日中1~2時間の装着を基本としましが、ちょうど夏休み前に治療を始めたこともあり夏休み中はほぼ1日中器具を装着してくれました。

 

 

本人や家族の頑張りの甲斐もあり、治療開始から約1年後、上下の顎の位置のズレは改善し永久歯を抜かずに歯列を整えることが出来る状態となりました。

 

治療開始時と治療開始から3年程経過した頃との比較写真です。

 

 

治療の余地はまだあるものの、治療開始時の目標は達している為、治療終了としました。

 

親御さんとしては小学校高学年~中学生という子供の成長にとって難しい時期に目立つ矯正器具を使用せずにこのような結果が得られたことに満足のようです。

高校生になった今、部活動に勉学に励む様子は親が願ったよう自信に満ち溢れ、将来の夢である「パイロット」を目指して日々頑張っているようそうです。

治療期間3年5ヶ月

費用450,000円(税別)

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029開咬・でこぼこの歯並び|アライナー治療|黒部市 中央歯科医院

2023年08月28日

30代、女性。

検診希望と親知らずと歯並びについて相談の為、お越しになりました。

前歯が咬み合わない「開咬」という状態です。

 

 

この「開咬」の方は前歯が咬み合わず、奥歯に過剰な負担がかかることで早期に歯や歯周組織が壊れ、まだ20代後半にも関わらず奥歯を1本以上失っている方も少なくありません。幸い、現時点で歯や歯ぐきに大きな問題はなく、これからも健康な状態を維持するための「矯正治療」と「親知らずの抜歯」を提案しました。

 

「矯正治療」はまず、叢生(歯並びの凸凹)の解消と顎位の左右差の改善を目的として「3Dリンガルアーチ」を用いた治療から開始しました。

 

 

治療開始から11ヶ月後、叢生(歯並びの凸凹)が改善し、咬み合わせの基準となる奥歯の関係が正常になったことを確認し「アライナー治療」へと移行しました。

 

 

アライナー治療開始から約1年6ヵ月、矯正治療を終了しました。

 

 

 

~治療終了時、矯正治療を振り返り感想を伺いました~

昔から歯並びのことは気になっていたものの、長期間の通院や費用などの心配や不安が先に立ち、治療を決断出来ずにいました…

今回治療を決意した要因の一つに「アライナー治療」の提案です。

 

従来の「ブラケット治療」は見た目の抵抗があり、経験者の友人から歯磨きの大変さなど苦労話を聞き、あまり良いイメージがありませんでした。そして何よりも「痛そう」な印象が嫌でした…(笑)

「アライナー治療」中、心配していた痛みはなく、アライナーは自分で着脱が出来ますので歯磨きの大変さは感じませんでしたが、外食の時、食事の前後に席を外してのアライナーの着脱は大変でした。

 

長期間の通院については「オンライン診療」が便利でよく利用しました。

医院を受診する「対面診療」の場合は全日の休暇が必要になりますが、「オンライン診療」の場合はスキマ時間で自宅で受診することが出来ます。初めてのオンライン診療でしたが、CLINICSというアプリを使ってビデオ通話感覚で簡単に行うことが出来ました。

口元の見た目がとても良くなったことは実感しています。まだマスクをしていることが多く、周りから指摘されることはありませんが(笑)自分では綺麗になったと満足しています。

 

「アライナー治療」はこれまで矯正器具の見た目が気になって治療出来ずにいた方々にとって魅力的な選択肢となっています。矯正器具の着脱が可能であることや、ご自身で治療を進める治療方法の為、成功の鍵となるのは「自己管理」です。

 

治療期間 2年8ヵ月・治療費用 ¥1,060,000(税別)

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028出っ歯・12才臼歯未萌出|外科的挺出・アライナー治療|黒部市 中央歯科医院

2022年10月25日

13才、男の子です。

「マウスピースの矯正治療で出っ歯を治したい」と、既に他2件の歯科医院で相談した上で、当院にお越しになりました。

歯の掃除の為に通っていたかかりつけの歯科医院で矯正治療について相談したところ、矯正専門医を紹介され、矯正専門医では出っ歯を治す為には抜歯が必要と診断されたそうです。

 

当院では、まず右上の12才臼歯が生えていないことが今のお子さんにとって最大の問題であることをお話ししました。歯は適正な萌出時期(永久歯が生える適齢期)を逃すと生えずに骨内に埋まったままになってしまうことがあります。更に、咬み合わせの下の12才臼歯は咬みあう歯が無い為、上に伸びあがってしまい、いわゆる顎関節症の原因になってしまいます。

13才という年齢から考え、早急に12才臼歯を出す(外科的挺出)を行うことを提案しました。

 

 

患者は中学生とはいえ、熱心に野球に取り組むアスリートです。

 

当院では、身体能力の向上ならびに呼吸環境の改善の点から、非抜歯(永久歯を抜かずに)矯正を提案しました。アライナー治療を行う前にはMFT(口腔周囲筋機能療法)を目的としたマウスピース治療を行いました。

 

マウスピース治療(Myobrace)開始から3ヵ月後にはご家族から「口元が良い感じになってきた」と既に変化を実感している様子で忙しい野球の練習の合間を縫って頑張って装置を使ってくれました。

 

アライナー治療開始から約1年、治療が終わる前に下の親知らずの抜歯を行いました。

中学3年という受験生でありながら、矯正治療や親知らずの抜歯は大変だったことと思います。

県外の高校に進学する予定になっていた為、親元にいるうちに…とのご家族と本人の強いご希望から何とか高校入学までに治療完了することが出来ました。

 

 

近頃、永久歯が自然に生え揃わないケースをよく見掛けます。

 

「永久歯が生えてこない」のは、虫歯を予防するとか歯並びをよくするとかそれ以前の問題です。歯科治療は、今、重要な問題は何かよく整理し、優先順位を考え治療に取り組む必要があると言えるでしょう。

 

治療期間 1年3ヵ月 ・ 治療費用 ¥910,000(税別)

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027八重歯|アライナー治療・フルジルコニア冠|富山市 中央歯科医院

2022年10月25日

25才、男性です。

左下の奥歯が欠け、虫歯になっていることに気付いたとのことでお越しになりました。

既に虫歯が神経に達しており、神経を取る治療(根管治療)が必要になりました。虫歯の治療がひと段落した頃(根管治療を終え、被せる治療を行う前に)虫歯が出来た根本の原因についてお話しをしました。

 

 

 

ご自身にとっては突如現れた虫歯…かもしれませんが、実は突然の出来事ではなく、必然の結果であることをお話ししました。

右上の1本歯の列から外に飛び出した糸切り歯(いわゆる八重歯)…たった1本のことですが、この糸切り歯の役割は特に重要で、お口全体に多大な影響を与えます。

矯正治療と親不知の抜歯の必要性を説明しました。

 

アライナー治療開始から7ヵ月が経過した頃、仕事の都合で県外へ引っ越しすることになりました。

これまでは月に1度経過観察の為、通院しておられましたが、引っ越し先は当院から3時間以上かかり、これまでのような通院は難しくなりました。

引っ越し後はオンライン診療を組み合わせ、なんとか治療完了まで続けることが出来ました。

 

 

成人になって初めての虫歯治療で初めての根管治療…驚きとショックの中で、冷静によく矯正治療を決断されたと思います。もっとはやく矯正治療しておかれたら…という思いもありますが、これ以上虫歯や根管治療など歯並び咬み合わせに問題を抱えたまま治療を続けることで治療箇所が多数になってからの治療は大変です。過去を悔やんでも仕方がないことです。

今の自分にとって最小限の被害のうちに前向きな治療を考えましょう。

 

治療期間 2年 ・ 治療費用 ¥920,000(税別)

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026すきっ歯・口ゴボ |アライナー矯正|黒部市 中央歯科医院

2022年10月21日

11才の女の子です。

口元が前に出ていることが気になるとの相談でした。

母親から「実は…」と、当院を受診するに至るまでの経緯をお話しになりました。

小さい頃から通院していた「かかりつけ医」に相談し、手に負えないとのことで紹介された「矯正専門医」でも「今は治療出来ない」と言われたそうです。歯並びのせいか、滑舌が悪く、聞き直すことも多い為、「今すぐ何か出来ることがあればしたいのに…」と、落ち込んでいる様子でした。

 

 

 

今の状態を治すことは簡単で、それより重要なのは歯並び・咬み合わせを作る「舌」を治すことだとお話しました。「舌」が歯ならび・咬み合わせを決めていると言っても良いほど矯正治療にとって「舌」の在り方は重要です。

筋肉の使い方を学習し、改善することは決して簡単なことではありません。

とはいえ、「舌」に対するアプローチがなく治療を進めることのリスクをお話し、まずは口の周りの筋肉の使い方を学習する為の治療「MFT(口腔周囲筋機能療法)」を開始しました。

MFT開始から2カ月後、アライナー治療を開始。

アライナー治療開始から約2年半 本人・ご家族が満足出来る仕上がりになりました。

 

 

 

治療が進み、口元がキレイになっていくに従い、本人の表情は明るくなり、学校や部活動のことを楽しそうに話してくれる様子が印象的でこちらも嬉しくなりました。

小学6年生から中学3年生という多感な時期ということもあり、目立たない「アライナー治療」を選択した彼女。本人や家族の協力無くして矯正治療、特に「アライナー治療」は成功しません。

今後は治療後の状態が維持出来るようサポートしていきます。

治療期間 約3年・治療費用 ¥860,000(税別)

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023治療後の維持のために|白い被せ物|黒部市 中央歯科医院

2021年03月16日

57才、女性です。

最初の治療から10年が経過した頃、強い歯ぎしりやくいしばりの影響もあり、被せ物が酷く咬耗し、その結果、咬み合わせが低くバランスが崩れてしまいました。結果、被せ物が脱離したり、年に一度のデンタルドック(検診)では歯肉に炎症等の異常がみられるようになり、全体の被せ物の再治療を行うこととなりました。

 

 

 

 

奥歯の被せ物を上と下に分けて全ての歯を同時に取替をし、擦り減りによって低くなってしまった咬み合わせを再設定しました。

10年前と同じ結果にならぬよう擦り減りの原因である歯ぎしりくいしばりについても治療を行いました。過度な筋肉の緊張を和らげる薬剤の使用を実施しました。ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンと呼ばれるたんぱく質を有効成分とする薬を筋肉(咬筋)内に注射します。3ヵ月に1度の投与を4回実施。併行して口腔周囲の筋肉を整えるマウスピースを使用しました。

初回の投与から顎が楽になり、起床時の顎が疲れた感じがなくなった…と実感があったようです。強張っていた筋肉がほぐれ、表情も柔らかい印象となったように感じます。

 

最後は上の前歯の被せ物の被せ直しです。

その前に咬み合わせの相手となる下前歯の歯並びを整える為の部分矯正を行いました。(矯正期間 6カ月)

 

 

 

最後は、上の前歯の被せ直しです。

一連の再治療は本人の希望により段階毎に休憩しながらゆっくりと治療を進めた為、長期間を要しましたが、21本の被せ直しの為に来院した回数はわずか10回程度。計画的な再治療が実現したのは最初の治療から13年、根管治療の再治療や抜歯の必要がなく現在に至るからだと振り返ります。

 

 

残念ながら被せ物は経年的に咬耗などにより変化することは避けられません。

その状況を放置することが状況を悪化させ、再治療を複雑にしてしまうのです。この方のように年に一度のデンタルドックにより、自身の歯やインプラントに異常が起こる前に行動が出来るとよいでしょう。

 

治療期間 約2年 ・ 治療総額 4,156,500円(税別)

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021重度歯周病|インプラント・部分矯正(ブラケット)・白い被せ物・入れ歯(即時義歯)| 富山市 中央歯科医院

2021年03月2日

58才、女性です。

歯槽膿漏で何本も自然に歯が抜け落ちてしまい「仕方がない…」と諦めていたそうです。

30代半ば頃から頻繁にムシバの治療に通うようになり、良くなった実感のないまま40代後半からは歯槽膿漏がひどくなってきた事が心配で当時のかかりつけ医に相談すると「治療は無理だ…」と言われ、どうしたら良くなるのかわからないまま悩んでいる様子でした。

 

 

上の前歯が今にも抜け落ちそうな状況でしたので上顎の治療を優先して行いました。

社会性を考慮し、上の歯が1本も無い日がないように抜歯と義歯製作を同時進行で進め、初診から2ヵ月半で総義歯への移行が完了しました。

何とか見た目の不安が解消したものの、義歯が不安定で外れやすいことが問題でした。

即時義歯(歯が無い期間がないよう最後の抜歯と同日に義歯を装着)のため、適合の問題は限界があることを踏まえた上で今後の治療の内容について何度も話し合いをしました。

上の総義歯が安定して使えるかどうかは咬み合わせの下の歯が奥までしっかり噛める状態であることが重要です。

下顎臼歯部にインプラント治療を行い、インプラント治癒期間に前歯部の部分矯正を提案しました。

経済的な面で迷っておられましたが、家族の勧めにより治療を行うこととなりました。

 

 

矯正治療の器具の選択は、費用の点からブラケットを選択。矯正期間は3ヵ月です。

 

 

 

「次はどの歯が抜けるのだろう…」といつも不安そうな表情だった初診時とは違い、治療完了時には安心した表情でお孫さんの話をしてくださるようになりました。

上顎の歯肉と骨が安定した時点で金属床の義歯へ変更を予定しています。現在は3ヵ月に一度メンテナンスにお越しになっています。

治療期間 11カ月・治療総額 4,260,000円(税別)

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020親知らずの移植(自家歯牙移植) の予後不良|成人矯正(非抜歯)・インプラント・白い詰め物・親知らずの抜歯|黒部市 中央歯科医院

2021年01月15日

38才、女性 5年程前に口腔外科で上の左右の親知らずを移植したものの、左上は自然に抜けてしまったとのこと。ブリッジをすると余計に悪くなってしまいそうなので今後の治療を相談したい…という事が来院のキッカケです。

また、左下の親知らずに症状もあり、抜歯を希望していました。

 

自然脱落した左上の移植歯同様、右上についても状態は悪く、今度の見通しが立たないことをお話ししました。移植後の予後が不良であった原因として、実施年齢が適齢期を過ぎている事と不正咬合のまま治療を行うことのリスクを説明しました。

左上は骨がかなり喪失しており、インプラントは困難であるとし、まずは矯正治療を開始しました。

 

 

ブラケット治療と不正咬合の根本の原因となる口腔周囲の筋肉を整える為、Myobraceを併用しました。治療開始から5カ月経過した頃、オトガイと咬筋の過緊張を和らげる目的でボツリヌス菌製剤の投与を行いました。

歯並びだけでなく、筋肉に対するアプローチを始めた事で顔の形が整ってきた自覚があり、毎日鏡を見ることが楽しい様子でした。

 

 

1年半のブラケット治療の後、再検査を行い、両側上顎第一大臼歯へインプラントの埋入を行いました。

銀歯を無くしたいという希望もありました。奥歯を矯正治療後の歯並び咬み合わせに合わせ、セラミックの詰め物へと変更しました。前歯の被せ物はホワイトニングの後、被せ物をしました。

 

 

コロナ渦でマスク生活の中、長期に渡る治療が終わり「綺麗になった口元を自慢出来ない事が残念」と素敵な笑顔でお話しになる様子がとても嬉しそうです。

 

治療期間 2年・治療費用 2,350,000円(税別)

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