Yahooニュースより 歯医者で「虫歯ですね」といわれてもすぐに治療してはいけない理由
2022年07月5日
日常の診療において
「安易な治療はしない方がいい」
「治療はよく考えて」
と話しても残念ながら真意が伝えらず
「虫歯を治療してくれなかった」と誤解されることも少なくありません。
そんな私の気持ちを代弁してくれるような記事をみつけましたので一部を紹介します。

2022年7月1日㈮配信されたYahooニュースです。
「週刊現代」2022年6月25日号より
―政府が「国民皆歯科健診」の導入に向け動き出す一方、本当に健診で日本人の歯は守られるのだろうか―という問題提起からこの記事は始まります。
私も同感です。
事実、歯科治療で用いられてきた金属の値段が高騰し、代替として樹脂が用いられるよになった結果、「保険診療で白い詰め物が出来る」と大量の樹脂の詰めものをした若者の口腔内を診ることが増えました。
樹脂は使い方を間違えなければメリットも多く、現代の歯科治療においては無くてはならない材料です。
しかし、安易な歯科治療の武器にしてしまうと「歯垢がつきやすい」「変色する」「口臭の原因になる」「擦り減る」など、患者さんにとってデメリットが目立つ結果になってしまいます。
そして何より安易に「歯を削るから虫歯になる」のです。

歯は削らないに越したことはありません。
人生100年時代…20代までに歯を削ると人生の後半、歯科治療に追われることになります。
記事の中に「一見、歯の治療を行っているように見えても、長期的には自分の歯や健康を失うことになる」とあります。
まさにその通りです。
長期的に見て、価値ある治療をしたい…それだけです。
1度きりの人生、歯で悩み続けるのはやめませんか?
【注意】記事の閲覧には期限があります。
一人でも多くの方に記事を見て頂きたいのでURLをご案内します▶▶歯医者で「虫歯ですね」といわれても、すぐに治療してはいけない理由(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース
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初診オンライン相談のススメ
2022年04月1日
歯科治療においてオンラインは不向きだと考える方は少なくないのではないでしょうか…
私は歯科治療こそオンラインが有用であり、今や当院にとって不可欠な診療スタイルだと考えます。
初診オンライン相談の目的は「ミスマッチを防ぐこと」です。
オンライン診療で歯の治療は出来ませんので、急性症状のある方には不適当です。
ただし、それ以外の方にとって特に初診時は、治療すること以上によく主治医と話すことが重要だと考えます。
歯科治療は大半の処置が「一度きり」「やり直しがきかない」ことです。齟齬があるまま治療を進めることは非常に危険です。
医院にお越しになる前にオンライン相談を受け、自分が求めている歯科医院なのかどうかお考えの上、来院するかどうかを判断してください。
また、「歯科医院が苦手」「歯科医院に行くだけで緊張する…」という方にもお勧めです。
不安や悩み、希望があっても、その思いを歯科医院で専門家に話すのはとても勇気が必要なことです。
オンライン相談の場合、画面越しにテレビ電話をするような感覚で話すことが出来ます。
落ち着いて話しをしているからか、私としては来院した初めてお話をする以上の成果をあると感じています。
初診オンライン相談の申込▶https://preview.studio.site/live/BXaxEyrgW7/1

現役歯科医師が監修する口腔WEBマガジン「歯科オンラインホームドクター」にて、オンライン診療の有用性についての取材を受けました。
当院インタビュー記事はこちら▶【インタビュー】歯科オンライン相談の活用方法は?メリットもたくさん!
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歯科治療によるAir Way(気道確保)
2022年04月1日
⻭並びが悪いと喉の空気の通り道が狭くなり全⾝が酸素不⾜になってしまうというリスクがあります。
そこで、近年では” ⻭科治療による気道の確保” という考え⽅に注⽬が集まっています。
⻭並びの悪さが原因で不定愁訴などの全⾝の健康に悪影響をもたらすことが多いのですが、⼀般的にはまだ良く知られていません。
⻭科治療によるAir Way(気道確保)とは
⻭科治療による気道の確保とは、理想的な咬み合わせで気道を確保するということです。

⻭がU字型にきれいに並んで、かつちょうど良い⾼さの咬み合わせならば、⾆は正常な状態を保てます。しかし、⻭並びと⻭の咬み合わせの調和が取れていないと、咬み合わせが悪いと酸素をうまく取り⼊れることができません。⻭科治療にとって気道の確保は、吸いこんだ酸素を全⾝にうまく送り出せるかどうかの重要なポイントなのです。
⾆房(ぜつぼう)を確保する重要性

⻭科治療では、⻭列の内側にある⼝腔の容積を広げて⾆房を確保することが重要です。⾆房とは⾆の房、つまり⾆を収めるベロの部屋のことです。
⾆房がしっかりとあれば、⼝を閉じている時に⾆先が上の前⻭の裏の⻭茎に軽く触れ、⾆全体は上顎にくっついている状態になります。
しかし、⾆房が狭いと、⾆の居場所がなくなり喉の奥の⽅に⾏くしかありません。結果として気道が⾆で塞がれて空気が通る道が細くなり、呼吸がしづらくなります。
⾆房が狭くなると起こりうるリスク
⾆房が狭くなると1 回に吸える酸素が少なくなり、酸素不⾜に陥ります。
⾆房が狭くことで起こりうる健康被害は、以下のものです。
偏頭痛 ・睡眠障害疲労感・慢性的な冷え性・肩や⾸のこり・ 腰痛・顎関節症・ 顔のゆがみ・喘息

⾆房が狭くなると酸素不⾜になります。酸素不⾜になると血流に乗って届くはずの新鮮な酸素が不⾜し、末端に⾏く頃にはなくなってしまうので⼿⾜が冷えます。
⻭並びの悪さや⾆房の異常は神経系や⾻の歪みなどにも影響し、顔⾯や⾸から下のあらゆる器官に影響が出てしまうのです。
⾆房が狭くなる2つの理由
では、なぜ⾆房が狭くなるのでしょうか。その理由は以下の2 つです。
【理由 その1】⾆に問題がある

⾆は筋⾁の塊です。しかし、⾆に⼗分な筋⼒がないと⾆房が狭くなってしまいます。
⾚ちゃんは⾆で乳⾸をしごいて⺟乳を飲みます。⺟乳が終わっても唾液を飲み込むという⾏為によって、⾆の筋⾁は発達していきます。⾆は⼝内を広げ、あごの成⻑も促します。
唾液がたくさん出れば唾液もたくさん飲むことができますが、唾液はあごを使わないと作られません。⼤きな唾液腺はあごの周辺にあるからです。柔らかいものばかり⾷べていると、⼗分に唾液を飲むことができなくなります。そのため⾆の筋⼒が⼗分に発達できず、⾆房が狭くなってしまうのです。
⾆の筋⼒が⼗分に育たないまま⼤⼈になり、さらに加齢に伴う筋⼒の低下でさらに問題が顕著化すると⾔われています。「誤嚥性肺炎」も⽼⼈になってから発⽣する問題ではなく、幼少期からの問題が⽼⼈になってから表⾯化しただけだという説もあります。
【理由 その2】間違った矯正治療

実は、間違った矯正治療でも⾆房が狭くなってしまうことがあります。⻭列をただきれいに並べるだけの矯正治療は、⾆との調和がうまくいかず⾆房を狭くしてしまうのです。
⼈⼯的に無理やり作られた⻭列では⼝内の空間が狭くなることがあります。その状態では⾆が左右の⻭にギュウギュウ押されて盛り上がります。
悪いことに、今まで⾃⼒で⻭を並べることができなかった筋⼒のない⾆は後⽅( 喉の⽅) に押しやられてしまい、その結果気道が狭くなって細い笛のようになってしまうのです。
気道確保を前提とする最良の矯正⻭科の選び⽅

気道確保を前提とする最良の矯正⻭科を選ぶには、治療前のカウンセリングで咬み合わせの重要性や気道確保について説明をしているかどうかをチェックすることです。
上記のような矯正⻭科は、「Air Way Dentistr y」をしっかりと理解しています。
「Air Way Dentistry」とは気道確保を中⼼に⾏う⻭科治療のこと。
「Air Way Dentistry」では、これまで説明してきたように、適切な咬合⾼径( 咬み合わせの⾼さ) をすることが重要と考えています。もしも、適切な咬み合わせの⾼さ( 咬合⾼径) の確保なく場当たり的な治療を繰り返すと、⼝内の⾼さを失うことになり、⾆房が狭くなることにつながります。
すると、「舌房が狭くなると起こりうるリスク」でお伝えしたような様々な健康被害が出てしまうのです。
つまり、安易な抜⻭や⾆房に配慮がない治療は、健康被害を招くということです。
「Air Way Dentistry」を理解している矯正⻭科は、これらのことを分かりやすく説明してくれるはずです。
「咬み合わせが⼤切」というのはどの⻭科医院でも⾔うことですが、なぜ咬み合わせが⼤切なのか詳しい説明がなければ、こちらから聞いてみましょう。もしも、内容まで詳しく説明できないようであれば、別の⻭科医院を検討しましょう。
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オーラルリハビリテーション(咬合再構成)とは
2022年01月11日
「咬合再構成って何?」
「咬合再構築ってどんなことをするの?」
⻭医者で矯正治療や審美治療の相談をしたら、咬合再構成や咬合再構築を勧められる場合があります。ただし、あまり聞き慣れない⾔葉なの で、「それは何?」と⼾惑ってしまう⽅も多いでしょう。
咬合再構成も咬合再構築も同じ意味を⽰す⾔葉で、⼝腔全体を包括的に考えて⾏う⻭科治療のことです。
咬合再構成とは

咬合再構成は、冒頭でも触れたように⼝腔全体を包括的に治療することです。
咬合再構成はどんな考え⽅で、何をゴールとして⾏うのかを詳しく説明します。
咬合再構成は⼝腔全体を1単位と考える
⻭の治療は通常、⾍⻭ができれば⾍⻭治療、⻭並びが悪ければ矯正治療というように、個別に対応するのが⼀般的ですしかし、それでは弊害が起こる場合があります。例えば以下のような例があります。
・⾍⻭は治ったけれど全体の⻭並びは悪いまま
・⾍⻭は治ったけれど顎が痛い
・矯正治療が終わって数年後に咬み合わせが悪くなった
ほとんどの⻭医者の場合、将来を⾒越して治療をしますが、中にはその症状だけを改善するような治療をする⻭医者もいます。すると、例に挙げたようなトラブルが発⽣してしまうのです。
咬合再構成は⼝腔全体を1 単位として考えるので、機能⾯と審美⾯の両⽅が最終的に理想の状態になるように様々な治療をしていきます。
咬合再構成(オーラルリハビリテーション)の⽬的は咬み合わせを改善すること

咬合再構成はオーラルリハビリテーションとも呼ばれています。といっても、怪我や病気をした後のリハビリテーションとは少し異なります。咬合再構成( オーラルリハビリテーション) の最終⽬的は、咬み合わせを改善することです。咬み合わせは全⾝に強く影響します。
咬み合わせが悪いと左右の顎⾻のバランスが崩れます。その影響で背⾻が歪むと、肩こりや頭痛、腰痛などを引き起こします。咬合再構成で上下の咬み合わせのバランスを整えることで、⻑期的に⻭や体全体の健康が保てるようになるのです。
そのため、咬合再構成はオーラルリハビリテーション(全体的な改善)と考えられています。
咬合再構成(オーラルリハビリテーション)で⾏う治療とは?
咬合再構成は⻭周病や根管治療、矯正、補綴、義⻭などあらゆる分野の⻭科治療を組み合わせて⾏います。
必要な治療は⼈によって異なりますが、まずは⾍⻭や⻭周病などを調 べ、必要な治療をトータル的に考えて、⼤きく以下の順番で⾏います。
1歯周病治療
2虫歯治療
3矯正治療
4インプラント治療
5補綴治療
なぜこの順番でするのかというと、効率よく⼝腔全体を整えて最終的な咬み合わせにできるからです。
咬合再構成( オーラルリハビリテーション) は、よく家のリフォームに例えられます。ここでも、家のリフォームになぞらえて説明していきますね。
1 ⻭周病治療
家をリフォームするためには、家の中を⽚付けて環境整備をしなければなりません。まずは家具家財をどけて掃除し、リフォームのための環境を整えます。
⼝の中の場合は、⻭周病があれば最初に⻭周病を治療します。⻭周病は⻭や⾻を溶かしてしまうため、⻭周病菌が⼝の中に存在するとほかを⼯事する先から崩れていってしまうからです。
家の中に不要なものがあるとリフォームがうまく進まないように、⼝の中に⻭周病があると次の段階の治療がでかないので、まずは⻭周病から治療していきます。
2 ⾍⻭治療

家の中の環境が整ったら、次は古くなった設備の修復です。傷んだ柱があると柱が倒れて家全体が倒壊する危険があるため、古くなった柱を修復します。
⻭を柱に⾒⽴てると、修復が必要な柱( ⾍⻭) はシロアリ被害や経年劣化で傷んでいる状態の⻭です。⾍⻭がある場合は家全体( ⼝腔全体) が倒壊しないように、修復( ⾍⻭の治療) を⾏います。
3 矯正治療|傾いた柱を修復する

家の中で柱が傾いていると、全体のバランスが崩れて家をきちんと⽀えることができません。壁も屋根も傾いてしまいます。
⻭も⻭並びや上下の咬み合わせのバランスが悪いと、修復( 矯正治療) が必要です。⻭が前後や斜めに傾いている場合は、矯正治療を⾏いま す。
4 インプラント治療
家をリフォームする際に強度が⾜りない場合は、柱を追加して頑丈な家にします。
⼝内でも、⻭周病や事故などで⻭を失ってしまった場合は、インプラント治療を検討します。
インプラント治療とは、⻭ぐきの下の⾻に⼈⼯的な⻭の根を直接埋め込み、その上に⼈⼯⻭をつける治療のことです。
5 補綴治療

家の構造が整ったら、最後に仕上げで内装や外装を施します。内装は快適に過ごすため、外装は⾬⾵から家を守るために必要です。
⼝内の場合では、内装や外装は補綴治療にあたります。⽋けている⻭や被せ物が取れたままの⻭があれば、補綴治療( 被せ物) を⾏って隙間をなくします。補綴治療をすると細菌が⼊りにくくなって⾍⻭や⻭周病になりにくくなる他、ブラッシングもしやすくなります。
咬合再構成をする際の良い⻭医者の選び

咬合再構成は、お伝えしてきたように様々な治療技術を必要とします。そのため、医師は豊富な治療経験の他、あらゆる⻭の治療や⾻格などの
⽣体的知識も持ち合わせていなければなりません。
咬合再構成をしている良い⻭医者を選ぶには、以下のようなポイントを抑えることが重要す。
ホームページで咬合再構成をしていると明記している
咬合再構成の症例がたくさんある
学会や研修会などに頻繁に参加している
⾍⻭・⻭周病・根管治療・矯正治療・⼼療⻭科をしている
咬合再構成の⽬的や意味をしっかりと把握している
咬合器、CT機器、精密顕微鏡などの設備がある
料⾦や治療⽅針について詳しく説明してくれる
咬み合わせの悪さが引き起こす全⾝への悪影響

顎は⾝体の重⼼のバランスを保っています。そのため、咬み合わせが悪いと全⾝の⾻格にも歪みが⽣じます。その結果、肩こりや頭痛、腰痛、膝痛などを引き起こします。
全⾝のバランスの崩れは、不眠やめまいなど原因不明の体調不良の原因でもあります。
咬合再構成(オーラルリハビリテーション)でお⼝を理想の状態に!
咬合再構成は、⼀部分だけでなく⼝腔全体をトータル的に考えて⾏う治療です。咬み合わせを中⼼とした治療を⾏うことで、⻭の機能だけでなく審美的にも理想の状態に近づけることができ、⻑期的な健康も⼿に⼊れることができますよ。
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オンラインホームドクター認定歯科医院
2021年10月19日

この度、オンラインホームドクター歯科医院に認定を受け、オンライン診療を導入しました。
当院では、はじめての方の相談窓口としてリンクドクターを用いたオンライン診療を行っています。
「自分に合う歯医者がわからないのに歯科医院にわざわざ行くのは億劫だな…」
「子どもを預けて受診するのは不安…」
「まずどんな先生か話を聞いてみたい」
歯のことについて気になることはあってもなかなか最初の一歩が踏み出せない方にオススメです。
また、歯科オンラインホームドクターにて、現役歯科医師が監修する口腔専門WEBマガジン監修医師として記事を監修させていただきました。

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新年のご挨拶
2020年01月1日

謹賀新年
輝かしい新年を迎え、皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
今年は、「オリンピック」が開催となり、日本が飛躍する年となることでしょう。
当医院としては、昨年導入しました医療機器を利用したスマートな治療方法で患者さんの負担軽減に努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和二年 元旦
院長 島田 実
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第四次産業革命
2019年12月26日

IoT、ビッグデータ、AIなどの活用した技術が駆使される第四次産業革命の中、歯科医療分野でもさまざまな場面で革新的に変わろうとしています。
当院としては、今年8月に導入した「TRIOS® 3 オーラルスキャナー」を中心とした変化が挙げられます。
導入から4ヵ月…治療の内容から我々の業務内容まで期待以上の変化がありました。
患者さんにとっての変化は、歯の型を取る際、材料の硬化時間として要していた待ち時間がなく、快適に治療を受けることが可能になりました。
(参考:硬化時間 シリコン印象材の場合は8分間、アルジネート印象材の場合は3分間)
嘔吐反射等で苦手な方も少なくないでしょう。
オーラルスキャナーの場合は口腔内を読み取る時間が5分程度必要ですが、途中患者さんのペースで休みながら進めることができ、患者さんへの負担はかなり軽減しました。
次に、我々にとっての変化を紹介します。
これまで、型取りの後行っていた石膏模型を作製し外注先へと送る為の梱包や配送を手配する工程が全て不要になりました。ボタン一つで技工所へデータを送るだけでこれまでと同様の作業が完結です。また、患者さんのお口の中をデータ化して治療を進めることで避けようがない材料の性質から発生するエラーや感染のリスクが無くなったことも良い点だと考えます。
業務内容がよりシンプルになり、時間や材料など今まで気づかなかった無駄が排除出来ました。
→「TRIOS® 3 オーラルスキャナ」の説明はブログを参照ください。
来年も、デジタルワークフローを意識し、治療時間の短縮、無駄の無い健全なワークフローを築くことを心掛けていきます。
院長 島田 実
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オーラルスキャナー
2019年08月20日

この度、医院に頼もしい仲間が加わりました。
「TRIOS® 3 オーラルスキャナー」です。
医院内の作業効率を大幅にアップする優れものです。
細部にわたる精密なデータを正確に取得でき、患者さんに負担のかかる歯の型取りやアライナー矯正「クリアコレクト」「インビザライン」の制作データを取得することも可能になりました。
まさに、デジタルワークフローによる効率化とチェアタイムの短縮を実現するヒーローなのです。
今後の治療には、無くてはならない存在になりそうな予感です。
輝く健康的な未来に向け、必要とする最新技術を吟味し、患者さん、スタッフのために日々邁進してまいります。
院長 島田 実
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口元は身だしなみです
2019年06月12日

皆さんは、このイラストを見てどのような感想を抱きますか?
何か違和感を感じてしまうのは、私だけでしょうか。
一方は、白い歯を輝かせ、自信に満ちていますが、もう一方は、・・・・な状態です。
この二人の違いは何でしょう…歯並び? 歯の形? 治療した歯医者?
様々なことが想像出来ますが、おそらく一番の違いは「口元の重要性に対する認識」でしょう。
昔「芸能人は歯が命」という言葉が流行りましたが、
芸能人だけでなくアナウンサーや政治家等、人前に立つ方にとって身だしなみは特に重要です。
常識的でなければ、自己管理の乏しさを指摘されることでしょう。
私は「口元」は身だしなみの重要な要素と考えます。
「口元」はその方の思考やこれまでの生き様が如実に出ると言っても過言ではありません。
素敵な洋服や煌びやかな装飾品で着飾る以前に、自身の口元が他者に与える印象はどうか、今一度考えてほしいものです。
見た目だけではありません。
一人ひとりの日本国民が自身の健康管理についてもっと真剣に考えれば、自ずと口腔管理についても意識が高まるはずです。
口元は自分だけの問題ではなく、自分と関わる全ての人に影響を与え、自身の評価に繋がることを一人でも多くの人が気づいてほしいと願います。
ちなみに私の支持政党は自民党です。安倍首相応援してます。
院長 島田 実
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子供と長く関わることで気づくこと
2019年04月11日

キッズルームの壁面の飾り付けでお世話になっている「マジックスクエア」さんの提案で、身長計のウォールステッカーを試すことになりました。担当は保育士の赤間です。
「ウォールステッカー」は、子供だけでなく、母親も楽しんでもらえるようにと赤間の提案で始めたのがキッカケです。
その狙い通り?母親であるスタッフ達の発案で「せっかく身長計ウォールステッカーを試すなら…」とこれまで利用してきたスタッフの子供達を呼んで撮影会をすることになったようです。その様子を眺めていると、事業内託児所の保育士として7年間関わってきた「赤間先生」が子供達や母親にとって特別な存在であることに気づきました。
数か月に1度会う「赤間先生」は、久しぶりに会う子供の成長をに気づき、共に喜びます。スタッフである母親には保育士として気づく変化や子供の様子を伝えています…それはまるで、時々背中を当てて成長を記録する身長計のよう。
母でもなく、先生でもなく、友達でもない、特別な存在…ずっと成長を見守ってくれる「赤間先生」は子供達にとってかけがえのない存在であることは間違いなく、スタッフにとっても心の支えとなっているようです。
私は、充実した仕事と安定した職場環境がないと、母親が温かい家庭の中心になることは難しいと考えます。その為にはハードを整えることだけでなく、そこで活躍する人を支えるソフトが重要であると今回の出来事を機に強く感じました。
院長 島田 実
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