院長ブログ|中央歯科医院|富山市、黒部市、魚津市、滑川市の歯医者|口コミ・評判多数

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2019 新年のご挨拶

2019年01月4日


謹賀新年
輝かしい新年を迎え、皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

本年の当院スローガンは「治療の可視化~高度な治療をわかりやすく~」です。

歯科治療において、患者の理解と協力は治療結果を大きく左右する「鍵」と言えます。
ただ、患者さんに伝える内容の中には分かりづらい高度な事もあり、患者さんが治療の必要性と意図が理解出来るよう説明することも私達、医療従事者の重要な務めであると考えます。


健康維持のパートナーとして選ばれる歯科医院であること、そして互いに長く信頼し合ってお付き合いが出来るよう、医院全体で取り組んで参ります。


どうぞよろしくお願い申し上げます。


平成31年 元旦

院長 島田 実

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受賞しました

2018年12月30日



昨年からキッズルームでは「ウォールステッカー」を貼って、楽しい時間を子供達と楽しんでいます。

その評価として、販売店・メーカーのマジックスクエアーさんから、「素敵Xmasデコで賞」をいただきました。

担当スタッフは、「これからも、子供達と一緒に、ワクワクするような楽しい作品を作っていきます」と意気揚々です。

今度は、私も仲間入りしてもいいでしょうか。。。

院長 島田 実

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治療痕は生きた証

2018年10月6日


かかりつけの医院の閉院や引っ越しで患者自身にとって不本意な転院をしなければならなくなり、当院にお越しになることがあります。
患者の意思によって転院する場合は何らかの「変えたい理由」がありますので、現状が自身の考えと違っていてもこちらの話を聞き入れてもらえることが多いのですが、不本意な転院の場合、かかりつけ医への信頼や思いが邪魔をし、現状が伝わりにくいことがあります。

治療痕を診れば大体の治療履歴が想像出来ます。
それはこれまでの歯医者のかかり方も関係しますが、最も関係するのは「かかりつけ医がどのような仕事をしてきたのか」です。
良くも悪くも歯科治療への考えや思いが全て「今」に露呈してしまいます。

-歯を治療して本当に治そうとしているのか?-
-まさか歯は治らないと思って治す気が無いのか?

そんな思いが感じられると「ずさんな治療の為全部抜くしかない」とか「最悪なことに収拾がつかず治療の施しようがない」などあまりに気の毒で言いにくいことがあります。
そんなの正しい診断ではないとお怒りの方もいるでしょうが、私も人間です。
前医への大きな信頼があればあるほど、嘘はつきませんが、どこか歯切れの悪い結論に行き着いてしまいます。どうしてこんなことになってしまうのか…患者側の気持ちを察すれば、分からなくて当然なのかもしれません。

私が出来ることとすれば、治療結果が患者の身体に永久に残り、治療痕はまさに私の「生きた証」と心得、常に真剣に患者と向き合うことです。患者に嘘はつかない、常に正直で本当を伝える歯科医であり続けます。

院長 島田 実

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客は神様の真意とは

2018年09月10日


先日、タクシーに乗車した時のこと。
運転手さんと思わぬ展開から「医療従事者と患者との関係性について」話した出来事を紹介します。

最近、異常に増えたという「クレーマー」について話をしていたところ、その運転手さん曰く「あるキッカケがある」と仰います。
その「キッカケ」とは…少し前に一斉に多くの病院で患者を「○○様」と呼んだり、「患者様」と表現するようになりました。
その頃から世の中全体におかしくなってきたと…
この意見には私も同感です。
 
私は運転手さんの意見を聞いた時、ふと歌手の三波春夫さんの「お客様は神様です」というフレーズを思い出しました。「患者様」「お客様」という表現に勘違いをしている方はきっと、三波春夫さんの言う「お客様」の真意も勘違いしているのではないでしょうか。
「お客様は神様です」とは、ステージに立つ演者と聴衆・オーディエンス(客席にいらっしゃるお客様)という形の中から生まれたフレーズで、「神前に祈る時のように、お客様を神様とみて、歌を唄う」ということです。
※三波春夫オフィシャルサイト/『お客様は神様です』というフレーズの意味とは
 
「客は神様なのだから金を払う以上、ある程度の無理な要望は応えるべきだ」と誤った解釈が勘違いした行動や言動に繋がるのはないでしょうか。冷静に考えればこのような意図の間違いに気づくことは、非常に簡単なことです。
 
私の記憶では患者を「○○様」と最初に呼び始めたのは歯科医院だったように思います。当院でも一時期、取り入れていました。しかし、すぐに違和感に気づき「○○さん」との呼び方に戻しています。「様」から「さん」へと変える…たったそれだけのことですが、呼び方ひとつで相手との関係性は大きく変化します。医療従事者と患者という関係性においては特にそう感じます。
個人的には「お客様」ではなく、「お客さん」で良いと考えます。
タクシーの運転手さんが自分とは違う観点からですが、同じ違和感を感じていたという意見を聞き、少し嬉しく感じました。

どんな呼び方をし、どのような言葉遣いで話をするかはそれぞれに思いがあってのことですが、場合によっては行き過ぎた丁寧な対応が勘違いやお互いの擦れ違いの原因になります。
私自身も「お客さん」の立ち位置で、日ごろの振る舞いを改めて顧みるつもりです。
 
院長 島田 実

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睡眠時無呼吸症候群・いびき・噛み合わせ等の問題を診断します。

2018年08月30日



このたび、新しいレントゲンを導入しました。

ドイツ・シロナ社製、X線で気道の容積を計測するシステム「SICAT AIR」です。気道解析するための世界初の3Dソリューションでさまざまな健康被害の原因となる気道狭窄程度の判定や歯科治療による気道変化や評価の為に有効的とされています。断面図で気道の状況が確認できる優れものです。

導入理由は、「歯科治療と気道の関係」を調べ、治療前後での変化を評価し、治療意義を深く理解し効果を実感し、患者さんに治療意義を深く理解した上で納得してほしいということです。

口内を見ると、呼吸の状態が予想でき、健康状態が分かります。
気道は狭く、息苦しい状態になっていると、多くの場合、睡眠時無呼吸症候群やいびき、噛み合わせ等の問題を抱えていることが殆どです。

当院では、気道や呼吸を配慮した咬合再建治療を行う為、治療によって呼吸が改善し、気道の通りが良くなることが、心身の健康へ大きな影響を与えることを日々の治療を通して実感しています。
口腔内が改善し、呼吸が整うにつれ、重く腫れぼったいまぶたが軽くなり、声や表情が次第に明るくなり、体調不良から思うように社会に出ることが出来なかったという生活が変わったと嬉しそうに話しをされる方が多くいらっしゃいます。そんな変化を目の当たりにするものの、これまで変化の理由を成果として立証することが出来ませんでした。このレントゲンの登場により、画像という確かなデータで、患者さんに伝えることが出来ること、私自身、大変喜びを感じています。

歯が悪いこと、噛み合わせが悪いことが、呼吸に問題をきたし、生きていく上での「リスク」になります。
お口の中の異常や不都合、今後起こりうる問題を過小評価していませんか?
歯科治療の“質”は、あなたの呼吸の“質”を左右します。

院長 島田 実

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説明と理解

2018年08月29日


私共の医院を初めて受信された方の意見を目にする機会がありました。
初診時に治療をしなかった事を不満に感じているような内容でした。

こちらの説明が十分伝わっていなかった事が原因だと感じます。
初診時に敢えて治療しない事の意義が理解して頂けなかったようです。
例えば、腹部に腫瘍が見つかり、摘出の必要があるとします。
おそらく、説明を受けたその日に腹部を切ることはないでしょうし、その説明を受けるまでにも、何度も検査の為に病院に足を運ぶ必要がないでしょう。身体の事であれば、当日処置をしない事を受け入れられるのに、歯の事となると受け入れられないのは何故でしょう。
多くの歯科医院が安易に治療しすぎる歯科医側と、歯科治療を軽んじている患者側と両方に問題があるように思います。

歯科治療においても、身体の治療においても、やり直しがきかないことが多く、治療の考え方、治療の方法も様々です。その為、初診時は、応急処置に絡め問題に至った原因と対策、治療方法を提案するための検査を行います。その問題とは「歯が抜けた」等の重大な内容はもちろん、「つめものがとれた」といった一見、簡単な問題であっても同じです。お互いに無駄が多い、安易で無意味な治療をはすべきではないと考えるからです。また、これまで受けてこられた歯科治療と、私共の治療の考え方が大きく異なる場合、十分理解した上で治療して頂きたいという思いから、慎重な判断をお願いすることがあります。

治療痕を見れば、これまでどのように歯科治療と向き合ってこられたかは一目瞭然です。まず、治療を進める前に説明の機会や時間を確保し、十分な理解の上、治療の意志を確認出来るまでやり直しがきかない治療は行いません。

なるべく、このような誤解がないよう、医院全体で定期的にカンファレンスを行い、患者さんの立場を考えた上での対応を検討しておりますが、今回のような意見を踏まえ、一人ひとりの患者さんが納得し、安心して治療が受けられるよう、今後より一層の十分な説明を徹底して参ります。

院長 島田 実

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立ち止まって考える

2018年07月17日


10年来のお付き合いの患者さんがこんな事を呟いておられました。
3年前から介護をしている母親からよくこんな言葉を聞くそうです。

「こんなに部分入れ歯が都合悪く使えないものになるなら、元気なうちに総入れ歯にしておけばよかった…」

なるべく残せる歯を残して保険診療で行うことの出来る「部分入れ歯」は安易に選択しがちですが、歯を失うことで残る歯にかかる負担が過剰になることは部分入れ歯では解決出来ず、その後も追加の治療が必要になることが前提の治療であるとも言えます。

元気なうちはそれでもいいかもしれませんが、そうでなくなった時に最も困るのは「部分入れ歯」なのです。
歯科の学問において「部分入れ歯」は30年前から進歩をしておらず、既に破綻していると言ってもいい程です。それに対し「総入れ歯」の学問は今も尚、進歩し続けています。
介護職の方からも部分入れ歯は扱いにくく、口腔環境を管理しにくいという意見を聞きます。

自分の意志で歯科治療を選択し、受けられるうちにとことん口腔内を管理するか、今後起こりうるであろう追加治療を前提とする中途半端な状態を辞め、「総入れ歯」にするか…60歳くらいを目途に立ち止まって考えることをお勧めします。

傾向として「どうせ、いつまで生きるかわかんない」なんて投げやりなことを言っている人に限って中途半端な選択の結果、自身の首を締め、家族を悩ませているように感じます。

時に、他人事のように冷静に自分のお口の中の将来について考えてみることも必要です。

院長 島田 実

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矯正治療によって「成長を応援する」

2018年07月13日


当院では矯正治療における習癖改善の為の装置として、プレオルソやマイオブレイスを用います。対象として最も効果的な年齢は6~8歳と言われています。

そもそも歯ならび・咬み合わせに問題が生じる原因としてその子本来の成長が阻害されていたり、健全な発育にとっての肝とも言える「呼吸」に問題があるケースが多くあります。
「6~8歳」という年齢は、発育の成熟度や成長スピードを現したスキャモンの発育曲線からみても、神経系の発育が大きい時期「プレゴールデンエイジ」とも言われています。つまり脳の発育が盛んな時期で「上顎」も脳と同じ神経系に属します。

「6~8歳」という年齢は言い換えると口腔内にとって本来の成長を応援する“最後のチャンス”とも言えます。

良い歯ならび・咬み合わせを獲得する為には「永久歯を4本抜いて並べる方法」と「永久歯を抜かない方法」と2つありますが、成長という点から言うとこうもいえます。
「成長を諦めて歯を間引いて並べる」か
「本人の成長を応援して、自分で歯が並べられるようにサポートする」か。

当院では患者との相談上、どちらの方法も行っており、絶対こうすべきだということではありません。

ただ、ひとつ親御さんに考えて頂きたいのは、まだ成長段階にある6~8歳の時点で成長を諦めて抜歯を前提とするのではなく、この時期に本来の成長が出来るよう支援してあげることで、よりよい結果があるのではないかということです。なぜなら6~8歳のプレゴールデンエイジの時期に成長が妨げられて過ごしたお子さんと、のびのびと本来の成長を経験したお子さんと、得たものの違いは「よい歯ならび」だけではないからです。

機能的に「よい歯並び」を獲得することはどの年齢においても有益なことですが、お子さんの健全な発育をもっと深く考えると「歯並び」だけでなく、他にも配慮すべきことがあることに気づくはずです。
様々な意見に耳を傾け、広い視野でお子さんの発育を見守ってほしいというのが私の強い願いです。

院長 島田 実

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後悔しない航海を…

2018年06月12日


あなたはどんな歯科治療を受けたいですか?
医療従事者間でこんな話題になると、決まって出てくるワードが「患者に寄り添った治療」です。
「患者に寄り添う」とは、耳障りの良い表現ではありますが、一歩間違うと「患者の言う通りに進める」ということにもなりかねません。このような点から私は「患者に寄り添った治療」が必ずしも良いとは思いません。

ご存じのように近年「貧困歯科医」「コンビニより多い歯科医院」などの表現が社会に流布することで患者が変わったのか、歯科医師が変わったのか…何か互いの顔色を伺うような治療を受け続けている患者が多いように思います。

歯の治療は家づくりに似ています。
「自分の望む家を作るには、3棟建てる必要がある」というように、数十年後の生活を俯瞰で想像し、素人が理想的な設計をすることは難しく、結局、設計士の提案が最も的確だったという話はよくある展開のようです。
歯科治療を「家づくり」に例えるなら歯科医師は「設計士」のような存在であるべきであると考えます。
また、人生における歯科治療の在り方を「航海」に例えるなら歯科医師は「キャプテン」のような存在であるべきであると考えます。
「設計士」であれ「キャプテン」であれ、今後起こりうるあらゆる状況を想定し、都度的確な判断が求められる存在です。

信頼するキャプテンに縋ったものの気付くと共に沈没しているか、安心して大海原を航海し続け人生を謳歌するか、患者であるあなた自身の判断が今後の人生を大きく変えると自覚しましょう。

院長 島田 実

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治療も詰将棋

2018年05月22日


先日、将棋の藤井聡太さんが史上最年少の15歳9カ月で七段に昇段しました。
どこまで上りつめるのか、目を見張る躍進です。

私も藤井七段同様、幼少期より将棋はしていましたので自信はある方ですが、駒の動かし方を知っているからと言って彼と戦えるわけはありません。
違いは何でしょうか?
プロ棋士と素人との大きな違いは「先を読む力」と言えるでしょう。
彼は、何手まで読めるのでしょうか?
枝葉では、数百手とも言われ、とんでもない思考力の持ち主であることは間違いありません。

歯科医師も棋士同様、「先を読む力」が要求されます。
歯科医師とは、駒の動かし方を知っていて、その一手が後にどれ程の影響を与えるのかも分かっています。
だだし、先をどのように考え、どのように動かすのか、また、この先どのような展開を望んでいて、どうあるべきと考えるのかは各々の歯科医師によって異なります。

納得した歯科治療を受けられない人に共通して言えるのは「先を読んだ治療をしていない」ということ。または、歯科治療は「先が読めない」と思い込んでいる人です。
歯科疾患とは、慢性の炎症や疾患で突発的に問題が生じることで事故以外考えにくいものです。患者がこれまでどのように口腔を管理してきたか、その積み重ねの結果が「症状」として現れるだけなのです。
ですので、このままだと5年後、10年後どうなるか予想することは容易ですし、そうならない為の対策をすることも簡単なことです。

私は、将棋で藤井七段に敵うことは到底不可能ですが、歯科医師として「歯科治療における藤井七段」と言われるくらい患者の将来を見据えた的確な提案やお話が出来るようスタッフ一同、日々研鑽を積んで参ります。

院長 島田 実

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